機動警察パトレイバー

主観がバリバリ入ってる役に立たないキャラ紹介付き。
漫画版準拠(競合しない部分については他メディアの情報も混じってることがあります)。



特車二課



泉野明
主人公。第二小隊・一号機フォワード。
明るく元気で、
「単純だがそのぶん強靭(熊耳談)」な性格。
赴任当初こそ「レイバー好きな軽い警察官」
という域を出なかったものの、
グリフォンとの戦いをはじめ数々の経験を経て
レイバー乗りとして、
そして何より「警察官」として成長していく。
ちなみに志望動機は結局謎のままである。
篠原遊馬
第二小隊・一号機バックス。
天下のレイバー企業・篠原重工の御曹司。
そのためかレイバーに関する知識が深く、
整備士と専門的な会話を平然とこなすほど。
ひねくれ者で冷めた性格。
正反対の太田とは日課の如く衝突する。
野明とはなんだかんだでいいコンビである。
兄が一人いるが、
本編開始時には既に他界している。
その事が原因で社長である父との間に
軋轢が生まれたようだ。(漫画版には描写はない)
太田功
第二小隊・二号機フォワード。
第二小隊では数少ない正規の警察教育を受けている人物。
そのためなのか、あるいは単に性格のせいなのか、
規律に非常にうるさく、また正義感が非常に強い。
発砲したがっては外す、格闘しては機体を壊す、
また任務中周辺の建物等も壊す、と迷惑ばかりかけるものの
それは彼の血の気の多すぎる性格の故であり
操縦技術そのものは低いわけではない。
特に射撃に関しては野明よりもかなり上(もっとも、野明は相当下手なようなので比較対象としては参考になりにくいが…)。

熊耳武緒
第二小隊・二号機バックス。
名実ともに第二小隊の「学級委員長」とも言うべき存在であり、
若く未熟な二小隊のメンバーを監督し、まとめあげている。
指揮もレイバーの操縦もそつなくこなす優等生であるが、
怪談の類に非常に弱いという一面も。
内海とは浅からぬ因縁があるようだが…。
山崎ひろみ
第二小隊・一号機キャリア担当。
強面で体も大きいが、その実極めて家庭的で優しい性格。
暴れる太田を力で抑えられる貴重な人物である。
趣味なのか、宿直室でギター(?)を弾いていたりするシーンも。
ちなみに彼はその巨体故にイングラムに乗ることができない。
進士幹泰
第二小隊・二号機キャリア担当。
第二小隊唯一の妻帯者。気が弱く胃も弱い。
山崎と共に第二小隊の良識人。
以前勤めていた仕事の関係かコンピューターに強く、
データ管理等の役割も果たしているようだ。
太田の暴走に悩まされ、彼は今日も胃薬を飲む。
後藤喜一
第二小隊隊長。
隊長という立場のわりにいいかげんで飄々としており
どうも昼行灯で通っているようである。
が、昔は「カミソリ後藤」と渾名されるほどの
切れ者だったらしく、
所々その切れ味が健在であることを思わせるような
描写もある。
煙草を片手にボーっとしているシーンが数あるが、
その時も実のところ何かしら思案にくれていることが
続くシーンから読み取れる場合も多い。


南雲しのぶ
第一小隊隊長。特車二課設立の功労者、らしい。
ベテラン揃いの第一小隊を育て、まとめ上げる優秀な人物。
装備に劣る第一小隊が第二小隊を上回る活躍をしているのは、彼女の指揮能力あってと言っても過言ではない。
「こわ〜いおばさん」とは後藤の評。まさしくその通りの性格である。
悪い意味で規格外れの第二小隊は常に彼女の頭痛の種。
石和
第一小隊・一号機フォワード。階級は巡査部長。
実直かつ優秀な警官。レイバーの操縦技術も高く
特にAVS-98配備後はグリフォンをあわやという所まで追い詰めたり、
また二課襲撃の際にもその実力を存分に発揮した。
なお、アニメ版とは名前が違うが役どころと容姿はほぼ同じ。
古賀
第一小隊・二号機フォワード。
石和に敬語を使っていることから、おそらく階級は巡査。
優秀な第一小隊の一員ではあるが、二課襲撃時では真っ先にやられるなど石和に比べればやや技術は劣るようだ。
アニメ版で同じ役どころである結城とは見た目も名前も違う。
榊清太郎
特車二課整備主任。「おやっさん」という愛称で呼ばれている。
事実、呼び名の通り特車二課のヌシのような存在。
漫画版では立場上直接その実力を見せるシーンはほとんどないが
「整備の神様」と言われる程その筋では重鎮でもあるらしい。
ちなみに愛車はコブラ。
斯波繁男
特車二課整備員。通称は「シゲさん」。
性格は極めて陽気。事実上の整備班のリーダーであり、技術も一流。
仲が良いのか、それとも話が合うからか、
遊馬は彼とよくレイバーについての会話を交わしていた。
なお、アニメ版から輸入された形のキャラクターであり、
漫画版の最初期には登場していない。



企画七課


ああ…偶数だから内海さんが真ん中にこない…

内海
企画七課・課長。
見た目も物腰も軽く、常に笑顔を絶やさないが、
その実「子供のままの大人」ともいうべき非常に危うい人物。
表向きは「シャフト・エンタープライズ」の社員ということだが、裏社会との繋がりも多いようで、その真の素性は定かではない。
Type−J9・「グリフォン」を造りあげ、特車二課に戦いを挑む。
バド(バドリナート=ハルチャンド)
Type−J9・「グリフォン」のパイロット。
幼少からレイバー乗りとして「教育」されてきたため、
操縦技術は非常に高い。
だが反面性格的な子供っぽさがあり、
それが原因で足元をすくわれることも。
レイバーを降りれば歳相応の元気な少年だが、
しかし「教育」は彼をどこか歪めている…。
黒崎
内海の腹心中の腹心。
冷静沈着で、常に内海のそばで静かに控えている。
何より優先して内海のために動き、そのためなら命令に背いて独自に行動することも。
荒っぽい仕事に非常に慣れているようで、また背中に夥しい傷跡があることからも、やはり裏の世界で生きてきた人間だと思われる。
青砥
内海の部下の一人。
特に担当の仕事というものはないようで、
基本的には色々と雑用をこなしている。
一見普通の青年なのだが、
その過去はやはり真っ当なものではないようだ。
村崎
内海の部下の一人。
主に荒事を担当するメンバーのようで、
企画七課のオフィスにいるシーンは全くと言っていいほどない。
なお、内海の部下たちには名前に「色」が入っている。
彼は一見わかりにくいが「ムラサキ」=紫、である。
白井
内海の部下の一人。
村崎と同じく荒仕事を担当しているようで、
やはりシャフト社内で仕事をするシーンはほぼ皆無である。
晴海でのグリフォン戦の際、熊耳を撃ったのは彼。
赤石
内海の部下の一人。
外見どおり(?)デスクワークが主な担当。
村崎、白井とは逆に、
彼と緑川はシャフト社内のオフィスにいるシーンが多い。
緑川
内海の部下の一人。
企画七課の紅一点。
デスクワークが主な担当で、データ管理などを行っている。
査察部からのハッキングに対応したりと、
自身もハッカーとしての腕に長けていると思われる。


磯口
グリフォン開発班のチーフメカニック。
内海直属の部下ではない。
城南工大「古柳教室(レイバー工学の研究室)」の出身者。
グリフォンの凄まじい性能からして、技術者としてはおそらく一級。
ちなみにアニメ版での名前は伊豆内。ともにモデルは出渕裕氏。
森川
グリフォンを造り上げたスタッフの一人。
内海直属の部下ではない。
磯口とは大学の同期らしく、同じく古柳教室の出身者。
イングラムに個人的なライバル意識を持っているようで、
最後までイングラムとの決着にこだわっていた。
アニメ版での名前は河ノ森。こちらのモデルは河森正治氏。



その他

松井孝弘
警視庁捜査課の刑事。
部下の風杜と組み、「黒いレイバー事件」の捜査にあたる。
後藤とは気が合うのか、仲がよく頻繁に情報交換をしていた。
特車二課がメインである以上それほど出番は多くはないが
彼の「黒いレイバー事件」の解決に際する貢献はかなり大きい。
また作中の取調べのシーンなどを見ても、刑事としての腕は確か。
風杜
警視庁捜査課の刑事。
松井の部下で、共に「黒いレイバー事件」の捜査にあたる。
絵が妙に上手いという特技(?)を持っている。
たびたび野明にアプローチをかけていたが
あまりいい返事は得られなかったようだ。
佐久間
奥多摩にある特車隊員養成学校の教官。
二小隊の面々は彼に鍛えられた後、二課に配属されている。
作中ではAVSやHOSのテストの際に登場。
実際に教鞭をふるうシーンまでは描かれていないが
セリフや太田の彼に対する態度から、かなりの鬼教官ぶりが伺える。
香貫花=クランシー
NY市警「パレット」専従捜査官。日系三世。
「パレット」の顧客であるリチャード・王に関する情報を求め来日する。
アニメ版とは別設定で、あくまでサブキャラクターとしての登場。
もっともきつい性格は同じのようで、やはり熊耳との相性は最悪。
両親を(「パレット」関連で?)過去に亡くしている。
徳永
シャフト・エンタープライズ・ジャパン、専務。内海の上司。
会社の予算で好き放題を行う内海を苦々しく思っている。
昔はその内海をして「(会社を食い物にしていることを)ある意味で尊敬していた」と言わしめるほどの「悪党」だったようだが、
現在は保身に手一杯で、かつての手腕を失いつつある。
なお、家庭を持っており、受験を控えた娘・洋子がいる。
平光
シャフト・エンタープライズ・ジャパン、取締役常務。内海の上司。
徳永とは昔からのつきあいであるらしい。
徳永同様中々の悪党だったようで、「年季の違いを見せてやる」
という言葉に違わず様々な手で内海と企画七課を追いつめた。
感情的になりがちだった徳永とは違い、かなり冷静な人物。
帆場瑛一
篠原重工ソフト開発事業部のプログラマーであり、
篠原の切り札である新OS「HOS」の開発者。
本来は劇場版のキャラクターである。
漫画版においては、古柳教室出身であり
またその中でも「異端」と呼ばれた逸材、という設定となっている。
その他劇場版の設定とどの程度重なるのかは不明だが
少なくとも作中に限ればHOSは「ただのOS」のようである。
柘植行人
劇場版「機動警察パトレイバー2 THE MOVIE」の登場人物。
漫画版には未登場。
かつて自衛官として活動中、ゲリラと遭遇し部隊は全滅、
行方不明となるも、2002年、テロリストとして再び東京に姿を現す。
そして、彼の手により「戦争」は静かに幕を開ける。
ちなみに名前は「告げ行く人」からつけられたとのこと。
荒川茂樹
劇場版「機動警察パトレイバー2 THE MOVIE」の登場人物。
漫画版には未登場。
陸自調査部所属と名乗り、後藤に横浜ベイブリッジ爆破事件の捜査協力を依頼する。多くの情報を特車二課に提供し、事件解決へ大きな貢献を果たすのだが、その目的は…。



おまけ?

謎の二課職員
ロボットじゃないよ
アンドロイドだよ
謎の二課整備員
某部のOBかどうかは知らない